「幸せって、何だろう」
50代になって、ふとそんなことを考えるようになりました。
大きな夢を追いかけているわけでもない。
かといって、すべてが満たされているわけでもない。
この年齢になって
「自分は幸せなのか?」と改めて問い直している人は、
きっと少なくないと思います。
そんな私が最近気づいたのは、
幸せは遠くにあるものではなく、すでに近くにあったということでした。

50代になって分かった「幸せの正体」
若い頃の私は、
幸せとは「何かを手に入れた先にあるもの」だと思っていました。
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収入が増えたら
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もっと自由になれたら
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老後の不安がなくなったら
その先に、幸せが待っていると信じていたのです。
でも50代になった今、感じている幸せはまったく違います。
それは
何かが「増えた」瞬間ではなく、何も「失っていない」瞬間でした。
幸せは本当に近くにあった|日常で感じる瞬間
何も起きなかった一日に、ほっとしたとき
朝起きて、特別なトラブルもなく、
一日が静かに終わる。
若い頃は刺激のない一日を退屈だと思っていました。
でも今は違います。
「今日も何事もなく終わった」
そう思えた夜ほど、心が安らぐ瞬間はありません。
何も起きなかった一日は、
暮らしと心が守られていた証拠。
それに気づけたとき、
これも立派な幸せなのだと思えるようになりました。
体が普通に動いてくれた朝
階段を無理なく上れた。
目覚めたとき、どこも強く痛くなかった。
食事をおいしいと感じられた。
どれも特別なことではありません。
でも50代になると、
この「普通」が続かないことも知っていきます。
だからこそ、
今日も体がきちんと動いてくれた日は、
それだけで感謝したくなる。
健康であることは、
一番身近で、一番大切な幸せでした。
家族がいつも通りに過ごしている光景
特別な会話がなくてもいい。
それぞれが、それぞれの時間を過ごしている。
同じ空間にいて、
大きな心配事がない。
若い頃は気にも留めなかったこの風景が、
今はとても愛おしく感じられます。
「変わらない日常」があること。
それ自体が、十分すぎるほどの幸せでした。

なぜ50代になると幸せに気づけるのか
50代になると、
幸せの感じ方が変わる理由があります。
それは、
比べる人生から少しずつ降りていくからです。
若い頃は、
他人の成功や暮らしと自分を比べては、
足りないものばかり探していました。
でも今は、
「人は人、自分は自分」
そう思える場面が増えてきました。
また、失う経験を重ねたからこそ、
残っているものの価値にも気づける。
この感覚は、
年齢を重ねた人だけが手にできるものかもしれません。
幸せを感じられなくなった50代へ
もし今、
「自分は幸せじゃない」と感じているなら、
それはあなたが弱いからではありません。
不安が増える年代だからこそ、
幸せが見えにくくなるだけです。
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将来のお金
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健康への不安
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家族や夫婦の変化
それらが重なると、
心に余裕がなくなってしまいます。
無理に前向きになる必要はありません。
まずは「今、失っていないもの」に目を向けるだけでいい。
それだけで、
心は少しずつ落ち着いていきます。
幸せは探さなくていい|今日からできる小さな気づき
幸せを見つけようと頑張る必要はありません。
今日できることは、たったこれだけです。
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今日、何も大きな問題が起きなかった
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今日、無事に一日が終わった
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今日、眠れる場所がある
それに気づけたら、十分です。
幸せは「増やすもの」ではなく、
すでにあるものに気づくことなのだと思います。
まとめ|幸せは、もうあなたのそばにある
大きな成功がなくてもいい。
理想通りの人生じゃなくてもいい。
・無事に一日が終わること
・安心して眠れること
・誰かの存在を感じられること
それだけで、人生はちゃんと幸せです。
もし今日、
「幸せって何だろう」と思ったなら、
すでにあなたは、幸せのすぐ近くにいます。
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