夫婦の愛情は、年々薄れていくものですよね！もう年なんで愛情なんてないよって・・私もそう思ってました。
でもこの奇跡のような出来事で夫婦の愛情が深まりました。
夫婦の愛情とは何か
私たち夫婦は、若い時に結婚してもう子供達も結婚して孫が2人います。付き合っていた頃は、遠距離恋愛で会いたくて会いたくて毎日が愛で満ち溢れていました。結婚して４０年になりますが、愛してるなんて
結婚以来言ったことはありません。言葉にしなくても何気ない毎日が幸せだったのだと思います。愛情は、その中で育んでいるものだと思います。
夫婦に突然訪れた悲しみ
ある夜、お父さん話がありますって女房から言われなんだろと思いながら話を聞くと、今日最近咳こんでいたから病院に行ったら肺がんの疑いがあるって・・・頭にも転移が見られるって・・私は女房ががんなんて信じられなくて、頭が真っ白になったんです。40年間健康であった夫婦に悲しみが起りました。
検査結果を聞きに
会社を休み病院へ行き検査結果を聞きに先生の元へ行き聞かされた結果は、ステージ４の悪性がんもうショックで先生の話が頭に入らなかったんです。これからの治療方法等を聞いて帰宅しました。
女房の振る舞い
病院の帰りは２人共無言のまま帰宅しました。女房は、私の事を気づかって大丈夫だよ・・今医療も進歩してるし今もこんなに元気なんだから・・明るく振る舞う女房に何も言えなっかったんです。
寝室で女房の涙
女房が寝室で一人で泣いていました。今の私にできることは何か？何も思いつかぬまま自分のことばかり考えてた私が情けなく思いました。私以上に本人が辛かったことが、私の心に突き刺さりました。
40年後の奇跡の言葉
女房と2人でベットの中で、女房の涙をぬぐってやりました。大丈夫だよ・・俺がついているから何時も一緒だから・・2人とも涙しました。そんな中で女房が、もし私が死んで生まれ変わっても、また一緒になってくれますか？お父さんと結婚したい・・愛してますって言ってくれたんです。僕も同じ気持ちだよ・・って2人で夢の中へ入っていきました。
